食事のヒアリングはとても大切

歯科の医療機関で着目するのは「糖類」の“摂取回数”や“摂取量”であることが多いのではないかと思います。
もちろん、これらはとても重要で「シュガーコントロール」と呼ばれています。
しかし、「歯や歯茎を健康に保つための栄養がしっかりと摂取出来ているか」も同時にとても重要と考えます。

食事のアドバイスだけでなく、サプリメントが必要な理由

患者さんに栄養のことをお話しすると、「これからはもっと頑張って食べます」と多くの方がおっしゃいます。
しかし、私たちの経験上、食事のアプローチだけで栄養状態がすぐに劇的に良くなることはあまりありません。
なぜならば、食習慣を変えるというのは思っている以上に大変なことだからです。

アドバイスのポイントは

・炭水化物だけを食べすぎないように注意する
・タンパク質をしっかり食べる
・食物繊維をしっかり食べる
・食べる順番に気を付ける
・グルテンとカゼインに注意
・空腹時間を長くしない
・胃の状態が思わしくない時には消化の良い調理形態でタンパク質を食べるようにする
など。

細かなことを言えばもっとたくさんありますが、これらのことを実際に毎日行っていくのはとても大変なことです。
そこで、歯科の医療現場から

「朝食は食欲がなければ少しのプロテインだけ飲んでその後に小さなおにぎりなど食べるといいですよ。」
「レバーや赤身の肉がお好きじゃないようであれば無理して食べようとするよりも、ヘム鉄が入っているサプリメントを少し飲んでみましょうか。」

「寝ている時の食いしばりを防ぐには血糖値のコントロールが重要なので、夕食の炭水化物の量に注意が必要なのですが、糖の代謝やエネルギーを作るのにとても重要なビタミンB群のサプリメントを寝る前に飲んでみて変化を見ていきましょう。」
など。

サプリメントを生活の中に取り入れる方法を具体的にお知らせすることで、患者さんの状態をとても良く出来ることがあります。
サプリメントを飲んでいたら食事はどうでもいいというわけでは決してありませんが、食事だけで長年掛けて足りなくなっていた栄養素を補充することは困難であることが多く、患者さんは途中で挫折してしまうことが多いことを経験しています。
患者さんが良かれと思って選んで飲んでいる市販のサプリメントの中には、糖類入りのものがあることも良く経験します。
患者さんご自身が選んでが飲んでいるサプリメントについても歯科医院でチェックしてあげられると良いと思います。